ゲーム紹介~1人殺すのも2人殺すのも同じことだと思うから~
土曜日。
今月の百合姫と、citrusの6巻と、
「これでわかってよ!」の3冊を入手しました。
また折に触れてご紹介しようと思います。
あと、タイトルの通り、先日触れていたゲーム、クリアしました。
ので、ご紹介します。
別に選択肢があるわけではないので、
ゲームと言うか、ノベルに近い気がします。
が、一応ゲーム扱いにしますね。
オススメ度:★★☆☆☆(2/5)
ハートフルボッコ+ヤンデレ+百合+猟奇+SFというクインテット。
タイトルからすでに禍々しいオーラが漂っていますが、
その予感は実際タダシイです。
しかし、百合要素は間違いなく物語を成すための重要な要素として入っていますので、
期待していいです!男性もほとんどいません。
ただ、プレイヤーが望む結末かは保証しかねます。
核心に触れないよう注意しますが、
結構中盤くらいまでのネタバレはしますので、
ご注意下さい。
あと、バレにはなりますが、誤解のないように先に言っておきます。
登場人物はほぼ全員女の子ですが、
ガンガン死にます。プレイする際は心して下さい。
バッドエンド慣れしていないと結構鬱になるかもしれません。
というわけで万人にはオススメしません。
DOD、なるたる、デビルマン(漫画)あたりが耐えられるのであれば、問題ないです!
さて、主人公の視点は話の中で色々変わるのですが、
全体的な物語の主人公は、パッケージの子・陰暦弥鈴(いんれきみすず)になるかと思います。
1月~12月までの各月で起こる出来事を、
プレイヤーは順に追っていくことになります。
お話の背景として、この物語の世界では、
「BABYシステム」という技術が実用化されています。
これは少子化対策のために、一人や同性同士でも子どもができるように開発されたシステムです。
で某種のコーディネーターっぽいですが、身体能力、知的能力、脳波能力、
のいずれかの力を付加することができ、常人より能力が高い傾向に有ります。
特に脳波能力を持つ子どもは生むのが難しく、かつ力も強いという設定があります。
そして、主人公と述べた弥鈴ちゃんですが、
この子がまた大変なクレイジーサイコ系女子です。
物語の核心に触れるので詳細は伏せますが、
脳波能力持ちで力も強く、かなり好き勝手できる人です。
男性が陰暦家の父親以外出てこないので正確には図りかねますが、
おそらく「悪魔のリドル」の武智乙哉と同じタイプで、
同性を殺すことに悦びを見出すタイプの快楽殺人鬼と思われます。
そして興味がなくなるとポイ、というところがまたサイコさに拍車を掛けています。
ただ、サイコ百合度計ではBかと思います。
あの娘のためなら、的な愛の重さがないので、
個人的には紅守黒湖と同じタイプだと思いました。
分別の有無はかなりアヤシイですが、別にヤンデレではないです。
あと、百合的に重要なイベントとして、
途中である百合カップルが結婚します。
そして「BABYシステム」を利用して妊娠、出産までします。
その二人がカップルになるまでの経緯と、
結ばれてからのお話は大変良かったです!
が・・・。
まあ、ハッピーエンドではないとだけ。。