小説紹介~あまいゆびさき~
日曜日。
ニチアサ!
ついにバングレイさんがお亡くなりになりましたね。
バリいいキャラだったんですが、ちょっと残念ですね。
あと、クバルが彼の右手を切断して持ち去ったあたりのシーンで
抑揚のない冷たい感じで言ったセリフがすごく良かったです!
ニチアサ的にはギリギリな行動な気もしますが。。。
来週はコメディっぽいですね。
きっとチームアザルドのゲームでしょう。
エグゼイド。
こちらもまあ、ストーリーは良かったんじゃあないでしょうか。
白衣でバイクに乗るのはどうかと思いますが。
しつこいようですが、白衣って外で着るものじゃないから!
まほプリ。
なんか日によってストーリーの出来不出来の振れ幅が激しい気がしますね。
今日は、まあ映画前でしたしね。
エンディングが映画仕様に変わっていたのが印象的でした。
本日はこちら。
あまいゆびさき (ハヤカワ文庫JA) (ハヤカワ文庫 JA ミ 15-2)
- 作者: 宮木あや子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 文庫
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オススメ度:★★★★☆(4/5)
過去に百合姫ノベルとして単行本で出版されていた作品ですが、
最近ハヤカワ文庫から文庫本化されました。
残念ながら私は百合姫版を持っていないので、
上の文庫本版を読んでの感想です。
結構ネタバレしますので未読の方はご注意ください。
主人公は、過保護ながらヒステリックな母を持つ真淳という子と、
親にネグレクトされて育てられた照乃と言う子のふたり。
二人が幼児時代に出会って、将来的に大人になり、
最終的に結ばれるまでが描かれています。
二人は団地の隅のシロツメクサが群生している公園で出会い、
仲良くなり、怒られるのでお互いの親には内緒でよく遊んでいます。
その遊びの中で、義務教育前の幼児にもかかわらず、
お互いの体に触りながら万引きしたチョコレートをお互いの舌経由で食べ合う、
というなかなかハイレベルな行為に及んでいます。
その後二人は引っ越して離れることになるのですが、
その魅惑の体験が忘れられず、お互い以上に好きな子ができないまま、
中学生時代を過ごし、さらに高校は女子高に進み、
二人は同じ学校で再会します。
そこでもお互い結構ぎこちなく、くっついたり離れたり、
紆余曲折ありますが、結果的には二人でガチで結婚するところまでいきます。
ふたりとも容姿は優れているようで、
出自も含め、男性との関係ができそうになる展開はありますが、
最終的に二人とも特に男性との描写はないです。
まあ、一応注意点として、真淳が愛しの照乃ちゃんを手に入れたい一心で、
男性とお付き合いする展開はあります。
逆に二人が愛し合う場面は、主に序盤と終盤に割とあります。
ので、官能小説とは言いませんが、ちょっとえっちいです。
作中一貫して二人がお互いを深く想い合っているところは、とっても良いものでした!
オススメの一作です!